座の暮らしが生む、寛ぎの空間

新潟市S様邸

Data

竣工 2021
タイプ 新築
延床面積 122.55㎡(37.07坪)
敷地面積 197.90㎡(59.86坪)

城下町の石畳を思わせるアプローチと、インナーガレージが印象的な外観のS様邸。
和の要素を上手く取り入れたS様邸は、ソファで寛ぐよりも畳に座って過ごす生活スタイルを選択し、リビングは和室を採用。凛とした空気感が漂うLDKは、照明に強弱をつけ天井をきれいに魅せる奥様こだわりの照明計画が奏功した。

ご主人様のお父様に加工してもらった耳付き一枚板のカウンターや、和室とリビングの一体感がありながらも、緩やかに空間を間仕切ることができる造作の格子戸も、より一層和の空間を引き立てる。
結婚を機に、双方のご両親から勧められ家づくりをスタートしたS様。

奥様のご実家近くで土地を探しはじめるが、気に入った土地が見つかるも、広さを優先するか景観を優先するかで悩み、紆余曲折を経て広さを優先した現在の土地を購入するに至った。ちょうどダイニングの窓からは隣家の植栽が見え暮らしに癒しや潤いを与えてくれる借景が予期せぬ産物となった。

吹付外壁、ダブル断熱、太陽光パネル5.2kW搭載と、設備や性能にもこだわり、玄関ドアを開けた瞬間から暖かい空気に包み込まれ、住んでから改めて住宅性能の良さを体感しているそう。現在はご主人様がお庭にウッドデッキを制作中。